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外壁塗装にはどんな種類があるの?

2021.04.04
お家の外壁とは、私たちの生活を日差しや雨風、暑さ寒さから守ってくれる、生活に欠かせないものです。
そんな外壁を劣化から守り、保護してくれるのが外壁塗装です。 外壁塗装は、劣化から保護し機能を向上してくれるだけでなく、家の外観を綺麗な状態に保ってくれるという効果もあります。
しかし、日常生活で外壁塗装について知る機会は、あまりないのではないでしょうか?
実は、外壁塗装はとても奥深い外装工事であり、塗り方の手法は様々です。
例えば、現在の外壁塗装において用いられている手法には、ローラー塗り、吹き付け塗り、刷毛塗りの3種類が存在しています。
現在お住いのお家に、より長く住みたいとお考えの方は、良い状態に保つためにも是非様々な塗装の知識を身につけてみてください。
今回は、それぞれの手法のメリット・デメリットをご紹介させていただきます。

この工事、わたしの家だといくらかかる?

ローラー塗りの特徴

現在、外壁に最も多く用いられている手法であるローラー塗りの特徴から、チェックしていきましょう。
ローラー塗りにはいくつかの区分がありますが、外壁塗装のうちの8割ものシェアを占めていると言われているのが、羊毛ローラーを用いた塗装です。
この塗装には、羊の毛のような質感のローラーを使うのですが、見た目が羊の毛に似ているというだけで、使用されている素材の多くはアクリル、ポリエステルになります。
また、塗ることができる箇所も非常に幅広く、大きな壁面や屋根から目に付きにくいような細かな箇所まで、この羊毛ローラーが活躍します。
外壁塗装で、このローラーが使用される大きな理由の1つに、塗りが均一になりやすいという点があります。
塗りが均一になっている塗装は外観が美しいだけでなく、劣化が起きにくく結果として建物そのものの寿命を延ばすことにつながります。 一定の技術を持っている職人が、羊毛ローラーを用いることで、全体にムラを感じさせない仕上がりになるのです。
その反面、デメリットとして挙げられるのが、どうしても施工に長い時間を要してしまう点。片手で扱えるサイズのローラーを使用して、コツコツと広い面積を塗っていく作業になるので、必然的に時間がかかってしまうのです。

また、ひび割れが目立つ箇所に対して粘度の高い塗料を一挙に塗り膜厚をつけられる砂骨ローラーを用いる手法もあります。しかし、こちらは羊毛ローラーのように平らに塗装ができるわけではなく凹凸模様をつける際に活躍するなど場面が限定的であり、全ての現場で使用できるとはいえません。

以上のことから、ローラー塗りは基本的に綺麗に仕上がるけれど時間がかかるというメリット・デメリットを事前に把握しておきましょう。
この工事、わたしの家だといくらかかる?

吹き付け塗りの特徴

ローラー塗りに次ぐ、メジャーな手法として挙げられるのが吹き付け塗りです。ローラー塗りがシェアを占める以前は最も主流な塗り方として、広く用いられていました。
これは、スプレーガンなどの機械によって、細かい粒子状になった塗料を、空気圧で塗り付けるというもの。
この手法の最大のメリットは、施工スピードの早さといえるでしょう!
例えば、ローラー塗りと比較すると、倍以上のスピードで施工が完了するといわれているため、大きな建物に塗装が必要な場合は、吹き付け塗装が用いられることが多いのです。

 
また、模様を付けやすいため、外壁の模様で建物に個性を出したいという要望に応えられることは、大きな強みといえるでしょう。
他には、リシンという素材が使えることも、吹き付け塗りの特徴です。
リシンで壁を塗ると、デコボコした外見になり、艶が抑えられた落ち着きある風合いの壁が仕上がります。
また通気性も高いため、湿度が高い日本の環境にとても適しているのです!
素材としての単価も安く、施工が安価に収まりやすいということも嬉しいポイントです。
しかし、現在主流の手法ではなくなっていることからもわかるように、吹き付け塗りにはデメリットが存在しています。
まず、1つ挙げられるのは、作業の進捗が天候に左右されてしまうという点です。
吹き付け塗りは、スプレーのように塗料を吹き付けるため、風が強い日は塗料が飛散してしまうリスクがあります。
また、吹き付け塗りに用いられる道具は大きな音が出るため、住んでいる方の負担になりやすく、近隣住民から苦情が出やすい点もデメリットと言えるでしょう。
リシン塗りにも、壁にひび割れが生じやすいというデメリットがあるため、外壁塗装の手法を選ぶ際は、ご自宅に適切であるかどうかをしっかりと検討することが大切です。
この工事、わたしの家だといくらかかる?

刷毛塗りの特徴

最後に、刷毛塗りという手法をご紹介させていただきます!
刷毛塗りは上記の2つとは異なり、外壁塗装における仕上げの段階や、部分的な補修の時に用いられる手法です。
昔ながらの小さな刷毛を使って塗装を進めていくため、塗料が飛び散ってしまうことが、ほとんどありません。
また、刷毛はローラーやスプレーガンと比べて小回りが利くため、非常に緻密で丁寧な作業を行うことができるのです。
しかし、小さな刷毛は大規模な塗装に適していません。
例えば、一軒家の外壁を塗る場合に刷毛を用いると、他2つの手法に比べて何倍、あるいは何十倍もの時間がかかってしまう可能性があります。
刷毛塗りは、ピンポイントで活躍してくれる、縁の下の力持ちといえるでしょう。

 
この工事、わたしの家だといくらかかる?

まとめ

今回は、外壁塗装における3つの手法について、ご紹介させていただきました。
外壁塗装には、さまざまな種類が存在しており、手法によってメリット・デメリット、施工にかかる時間は大きく異なります。
適切な外壁塗装を行うことで、建物の印象を向上させることができ、また耐用年数も延ばすことができます。
とは言え、現在の外壁材の種類や、それに適した塗料を見極めるのは難しいもの。自分で判断してしまい、二度手間になることは避けたいですよね。
外壁塗装を成功させるためには、事前に外壁塗装の種類やメリット・デメリットをチェックした上で、適切な塗装をプロに見極めてもらうことが大切です。
外壁塗装を検討される際は、価格だけで決めず実績などを含めて信頼できる業者に依頼するようにしましょう。
ご自宅の大切な外壁塗装について、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

 
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